テーブルと椅子の高さ、合っていますか? 後悔しない快適な高さの秘訣とは?
ダイニングテーブルで食事をしているときや、パソコン作業・書き物をしているときに、こんなこと感じたことはありませんか。
「なんとなく肩がこる」
「姿勢が前かがみになる」
「椅子は気に入っているのに、テーブルが少し使いにくい」
など
その原因のひとつとして考えられるのが、テーブルと椅子の高さのバランスです。
家具はデザインや素材に目が向きやすいものですが、毎日の使いやすさを考えるうえでは「高さ」もとても大切なポイントです。特にダイニングテーブルやデスクは、食事だけでなく、読書、仕事、お子さまの宿題など、暮らしの中で長い時間使う場所でもあります。
今回は、テーブルと椅子の高さの関係について、一般的に使いやすいとされる目安や、既製品とオーダーメイドの違い、OJIKI工房でできる高さ調整についてご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
目次
- テーブルと椅子の高さの差「差尺」とは?
- 高さが合わないと起こりやすいこと
- 一般的なテーブルと椅子の高さの目安
- 既製品とオーダーメイドの違い
- OJIKI工房でできる高さ調整
1. テーブルと椅子の高さの差「差尺」とは?
テーブルの天板上面から、椅子の座面までの高さの差を差尺といいます。
一般的に、ダイニングテーブルと椅子の差尺は、25cm〜30cm程度が使いやすい目安とされています。
たとえば、椅子の座面高が42cmの場合、テーブルの高さは67cm〜72cm程度がひとつの目安になります。
この範囲におさまることで、食事や作業をするときに腕を自然に置きやすく、体への負担も少なくなります。
もちろん、これはあくまで一般的な目安です。
身長や体格、椅子のクッションの沈み込み、テーブルの天板の厚み、使う目的によって、ちょうどよい高さは変わります。
大切なのは、「平均的な寸法だから大丈夫」と考えるのではなく、実際に使う人と椅子に合っているかを確認することです。

2. 高さが合わないと起こりやすいこと
テーブルと椅子の高さが合っていないと、見た目ではわかりにくくても、毎日の使い心地や体への負担に影響が出ることがあります。
例えば、差尺が体に合っていない状態で長時間過ごすと、肩こりだけでなく、首こり、腰への負担、背中の張り、腕や手首の疲れなどにつながる可能性があります。食事や作業のたびに無理な姿勢をとることになるため、知らないうちに体に負担がかかってしまうことがあるためです。
◯テーブルが高すぎる場合
食事や作業のときに肩が上がりやすくなります。
腕を持ち上げるような姿勢になるため、長時間使っていると肩や首まわりに負担を感じやすくなります。
また、肘や手首の位置が不自然になりやすく、書き物やパソコン作業の際に腕が疲れやすくなることもあります。食事のときも、腕を上げたまま使うような姿勢になり、リラックスしにくく感じる場合があります。

◯テーブルが低すぎる場合
背中が丸まりやすく、前かがみの姿勢になりがちです。
食事のときに顔がテーブルに近くなったり、書き物やパソコン作業をするときに姿勢が崩れやすくなったりします。
前かがみの姿勢が続くと、首や背中、腰に負担がかかりやすくなります。特に、ダイニングテーブルを仕事や勉強にも使う場合は、集中しているうちに姿勢が崩れ、疲れやすさにつながることもあります。

特にダイニングテーブルは、家族みんなが使う場所です。
大人にとってはちょうどよくても、お子さまには高すぎたり、小柄な方には少し使いにくかったりすることもあります。
高さの違和感は、最初は小さなものかもしれません。
しかし、毎日使う家具だからこそ、少しの差が姿勢や体の負担、暮らしやすさに大きく関わってきます。テーブルと椅子を選ぶときは、見た目やサイズだけでなく、実際に座ったときに無理のない姿勢で使えるかを確認することが大切です。

3. 一般的なテーブルと椅子の高さの目安
既製品のダイニングテーブルでは、天板の高さが約70cm前後のものが多く見られます。椅子の座面高は、約40cm〜45cm前後が一般的です。
この組み合わせであれば、テーブルと椅子の高さの差が25cm〜30cm程度になりやすく、多くの人にとって使いやすい寸法に近づきます。
| 項目 | 一般的な目安 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| テーブルの高さ | 約70cm前後 | 食事や作業時に肩が上がらないか |
| 椅子の座面高 | 約40cm〜45cm前後 | 足裏が床につきやすいか |
| 高さの差 | 約25cm〜30cm | 肘を自然に置けるか |
また、椅子の座面高からテーブルの高さを考える場合は、次のような目安があります。
| 椅子の座面高 | 使いやすいテーブル高さの目安 |
|---|---|
| 40cm | 65cm〜70cm程度 |
| 42cm | 67cm〜72cm程度 |
| 45cm | 70cm〜75cm程度 |
ただし、クッション性のある椅子の場合は、座ったときに座面が少し沈みます。カタログ上の座面高だけでなく、実際に座ったときの高さも考えておくと、より使いやすいバランスを見つけやすくなります。
【セルフチェック】今すぐできる!テーブルと椅子の高さが合っているか見分ける「3つのポイント」
「私の家の家具、高さのバランスは大丈夫かな?」と思ったら、まずはいつも通りに椅子に座り、テーブルに両手を置いてみてください。
人間工学に基づいた「自分にぴったりの高さ」になっているかどうかは、体が出している3つのサインで簡単にチェックできます。
1. 床(足置き)に自然に着地している
座ったとき、自然と無理のない状態で着地(足置き)出来る高さに調整しましょう。
NG: かかとが浮いていたり、つま先しかついていない場合は、椅子の座面が高すぎます。
太ももの裏が圧迫されて血流が悪くなり、足のむくみや冷えの原因になります。
逆に、膝が上がりすぎている(お尻より膝が高い)場合は、椅子が低すぎて腰に負担がかかっています。
2. 肘の角度:テーブルに手を置いたとき「90〜100度」
次に、お腹をテーブルに近づけてください。
脇を軽く締め、テーブルに手を置いたときの肘の角度が「90度〜100度」の直角近くになっている状態です。
肩の力が自然と抜け、リラックスして腕を預けられます。
NG: 肘の角度が「90度未満」で、腕が持ち上がるような感覚がある場合は、テーブルが高すぎる(または椅子が低すぎる)サインです。
常に肩をすくめている状態になるため、ひどい肩凝りや頭痛を引き起こしやすくなります。
3. 背筋を伸ばして、自然に前を向く
背筋を軽く伸ばしたときに、視線が極端に下がりすぎず、自然に斜め前を向いている状態がOKです!
NGのサイン: テーブルが低すぎると、どうしても手元を覗き込むような「猫背(前かがみ)」になってしまいます。
頭の重さ(約5kg)がすべて首や背中にかかるため、ストレートネックや腰痛の大きな原因になります。

OJIKI工房からのアドバイス 毎日を過ごす場所だからこそ、体にストレスのない環境を作ってあげることが大切です。「うちのテーブル、ちょっと高いかも…?」と感じたら、椅子の座面高やテーブルの脚の調整で劇的にラクになることがあります。ぜひお気軽に、現在のサイズ感をご相談くださいね。
4. 既製品とオーダーメイドの違い
既製品のテーブルや椅子は、一般的な寸法で作られているため、選びやすく、すぐに使えるという良さがあります。
デザインや価格帯も幅広く、暮らしに取り入れやすい点は大きなメリットです。
一方で、すでに使っている椅子に新しいテーブルを合わせたい場合や、ご家族の体格に合わせたい場合には、既製品の寸法では少し合わないことがあります。
たとえば、次のようなお悩みはありませんか。
「お気に入りの椅子に対して、テーブルが少し高い」
「アーム付きの椅子がテーブルの下に入らない」
「小柄な家族には、一般的なテーブルが高く感じる」
「食事だけでなく、仕事や勉強にも使いやすい高さにしたい」
「既製品のサイズだと、部屋や使い方にぴったり合わない」
こうした場合に便利なのが、オーダーメイド家具です。
オーダーメイドであれば、幅や奥行きだけでなく、高さも暮らしに合わせて調整できます。数cmの違いでも、座ったときの印象や使いやすさは大きく変わります。
| 種類 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 既製品 | すぐに購入しやすく、価格やデザインを比較しやすい | 高さや脚まわりを細かく調整しにくい |
| オーダーメイド | 使う人、椅子、部屋、用途に合わせて寸法を調整できる | 製作期間が必要になる |
毎日使う家具だからこそ、デザインだけでなく「使いやすさ」まで考えて選ぶことが大切です。
5. OJIKI工房でできる高さ調整
OJIKI工房では、ダイニングテーブルやデスクなどを製作する際に、使う方の暮らしに合わせた高さ調整が可能です。
たとえば、お手持ちの椅子に合わせてテーブルの高さを決めたり、食事用・作業用などの用途に合わせて使いやすい寸法を考えたりすることができます。
製作時には、次のような点を確認しながらご相談いただけます。
・お使いの椅子の座面高
・使用される方の身長や体格
・食事中心か、仕事や勉強にも使うか
・アーム付きチェアを使うか
・椅子をテーブル下にすっきり収めたいか
・天板の厚みや脚の形状
・幕板の有無や脚まわりの空間
特に、アーム付きの椅子を使う場合は、天板の高さだけでなく、テーブル下の空間も大切です。テーブルの高さが合っていても、幕板や脚の位置によって椅子が奥まで入らないことがあります。
OJIKI工房では、見た目の美しさだけでなく、椅子の収まりや足元のゆとり、日々の使いやすさまで考えて製作できます。
「今使っている椅子に合うテーブルがほしい」
「家族みんなが使いやすい高さにしたい」
「既製品では少し高さが合わない」
「食事にも仕事にも使いやすいテーブルにしたい」
このようなお悩みがある場合は、オーダーメイドで高さから見直してみるのもおすすめです。

まとめ
テーブルと椅子の高さの差は、一般的に25cm〜30cm程度が使いやすい目安とされています。この差が合っていると、食事や作業のときに姿勢が自然になり、毎日の使い心地もよくなります。
ただし、最適な高さは人によって異なります。身長や体格、椅子の形、クッションの沈み込み、使い方によって、ちょうどよい寸法は少しずつ変わります。
既製品は手軽に選べる一方で、細かな高さ調整が難しい場合があります。
オーダーメイドであれば、お手持ちの椅子や暮らし方に合わせて、テーブルの高さや脚まわりを調整することができます。
OJIKI工房では、家具のサイズだけでなく、毎日の使いやすさまで考えたオーダーメイド家具の製作が可能です。
テーブルや椅子の高さに違和感がある方、今使っている椅子に合うテーブルをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
OJIKI工房では、家具や建具のオーダーメイドだけでなく、使い込んだ家具の鏡面仕上げの塗装修復や、アンティーク家具の再生など、幅広く対応しております。
詳しいご相談・お見積もりは、LINE公式、電話、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
《OJIKI工房とは?》
OJIKI工房は、自然の木を切り出した無垢の木材を使用した家具や建具などの製造販売をしています。
当社オリジナル商品の販売だけでなく、オーダーメイドや、使われなくなった家具や、年季が入った建具、現代の生活では使いにくくなった造作物などの修理・メンテナンスとリメイクも行っています。
リメイクや修理・メンテナンスでは、デザインや機能性などについてお客様のご要望をお伺いしたうえで製作しているため、多くのお客様から喜びの言葉をいただいております。
私たちは、木製家具や木製の建具を長く、大切に使いたいお客様のご要望にお応えしたいと考えています。
⚫︎愛着のある家具や建具を修理・メンテナンスをして、長く使用していきたい
⚫︎家族が長く使ってきた家具を、現在の生活スタイルに合わせたリメイクをして使いたい
⚫︎天然素材を使用した、デザインと使い勝手にこだわった家具や建具をオーダーメイドしたい
⚫︎自宅の家具や建具に天然素材を使用することで、心身ともに健康的に暮らしたい
⚫︎天然素材を使用した、リラックス出来る環境をオフィスに採り入れたい
⚫︎自然素材を多く使用したお店を作りたい
など
天然素材を使用した家具や建具のご相談は、ぜひ私たちオジキ工房におまかせください。
皆様からのご要望、お待ちいたしております。
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株式会社オジキ
木製家具・木製建具[オーダーメイド・リメイク・修理]座間・大和・相模原
〒252-0003 神奈川県座間市ひばりヶ丘5-49-16
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
代表取締役 大川賢一
Profile
東海大学工学部建築学科卒業
Chippendale International school of Furniture (英国)卒業
(家具製作・アンティーク家具の修理)
蓮華草元町工房にて3年修業
100年以上続く横浜家具の製作工程をベースに、鉄・革・硝子などを使い新たなデザインを模索しながら、日々木工活動に取り組む。
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