工房blog
【製作】ソファベンチ2脚
ソファベンチの製作をご依頼頂きました。
図面を書いては試作を作り、修正をしながら最終的に形が決まります。
肘掛けの一部は切り出し小刀を使って装飾部分の加工を行いました。
道具はしっかり手入れして、切れ味は抜群!
ウォールナットのオイル塗装なので、しっとりとしたツヤ感と高級感のある中にも温もりを感じる仕上がりとなりました。
座面と背面にクッションが入り、完成です。
【製作】レンタル会議室(施工途中)
埼玉県大宮に新設されたレンタル会議室の施工の様子です。
空間づくりから、設計・デザイン・製作・取り付けなど一通りの作業を行わせて頂きました。
設計・デザインの段階ではパース図を活用して全体のイメージを表現し、お客様にご提案致します。
施工途中ではありますが、全体の様子がこちら。
建具2枚/格子壁4面/間仕切り格子1面/窓枠2面
材料:ナラ(無垢材)
ナチュラルテイストな空間をイメージし、ナラ材を使用。
開放感のある広い窓にすることで、閉塞感を感じることなく快適なオフィス空間を造り上げております。
ドアハンドルには、鉄素材の黒塗装を採用。落ち着きのある色で締まりのあるアクセントとなりました。
【修理】アンティークトランク
アンティーク家具の塗装直しのご依頼を頂きました。
こちらの大きなトランクケース2つ。
どちらも傷みがひどい様子です・・・。
金具をひとつひとつ手作業で取っていき、木の部分を綺麗に且つアンティーク感を崩さないように仕上げていきます。
ペーパー研磨で塗装面の汚れを落とし、大きい傷はアンティークの味としてなるべく最小限になるまで仕上げ、いよいよ塗装に入ります!
ステイン着色をした後、ウレタン塗装で一気に吹きます。
取り外した金具も新たに塗装をかけてとてもきれいな印象に生まれ変わりました!
アンティーク家具はきれいにしすぎてしまうと、元の雰囲気がこわれてしまうためバランスを意識して作業を行っています。
【作業風景】
2021年も残り数日となりました!
ありがたいことに修理や新規制作などのご依頼を頂き、寒さに負けず日々作業に精を出しております。
テーブルの天板修理と、仕事用デスクの製作作業の様子です。
割れ部分に契りを入れた四方転びのデスク製作。こちらは天然無垢材の一枚板を使用しました。
後日【WORK】にてアップいたします!
アンティーク家具の修理
こちらも大胆に破損していたものを、補強・修復を施して再び家具として使えるように修理致しました。
大きな傷部分への色入れを行い出来る限り綺麗な状態でお返しできるよう努めております。
2021年。お客様から喜びのお声を聴かせて頂けて日々感謝しております。
家具も人も一期一会。
様々なお客様に出会えること。お客様にとって素敵な家具との出会いをお届けできるよう精進して参ります。
来年度も何卒宜しくお願い致します。
【製作】カウンター収納
カウンター式収納をナラの突板で製作致しました。
ステイン着色でご指定の色を出来る限り再現し、塗装をしていきます。
突板は木目が綺麗に出るのが特徴で、着色塗装によってより美しい木目が印象的になりました!
艶消し塗装によるマットな仕上がりです。
【修理】タンスの塗装直し
タンスの塗装直しのご依頼を頂きました。
家具に明記された製造年を見ると、なんと・・・大正時代!
主に塗装の剥がれや、鍵部分の損傷が激しい様子です。
鍵は特注で新規に作り直し。目立つ傷を修復し、割れた背板には埋め木をして再塗装していきます。
ラッカー塗装で、色合わせをしながら塗装をかけていきました。
落ち着いた色味にツヤ感を抑えた仕上がりです。
【修理】チークの丸テーブル
チークの丸テーブルを修理、塗装直しを行いました。
長年の使用によって木の収縮が激しく、反りや割れなどの損傷がありました。
一度テーブルの接ぎ部分を割きバラバラにします。
その状態で製材を行い反りを無くしてから再度接ぎ直しを行って形を整えていく作業です。
塗装は本来の雰囲気を壊さぬよう、出来る限りの色調整を行います。
厚みやサイズの制限があるなかでの修理だったため、大変な作業ではありました。
ですが、見違えるほど綺麗になりお客様にも喜んで頂けたためこちらも嬉しい限りです。
【リメイク】テーブル製作(天板のみ)
ナラ材のテーブルを製作。(テーブル天板のみ)
テーブルの天板のみ制作し、180cmから220cmへリメイク致しました。
鉋仕事が腕の見せ所。
脚部材はお客様の元のものを使用しているため、塗装での色合わせが重要になっていきます。
今回、椅子の張替えも引き受けさせて頂きました。
テーブルはウレタン塗装を施しているため、比較的強度があり美しい艶が長持ち致します。
【修理】デスク
ジャバラ戸の建て付けと机表面の割れを修理。
恐らくいくつもの時代を過ごしてきた、とても古い家具です。
ベテランの職人さんによって手際よく直されていきます。
相当傷みが大きく、職人さんをうならせながら試行錯誤の上での作業でした。
修理はいわば手術のようなもの。
まだまだこの先の時代も長く愛され過ごして頂けるかと思います。